まるいの日記

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SBI証券で新NISAのつみたて投資枠を設定! 成長投資枠の使い方のプランを3通り考えてみた。

 

SBI証券で、来年から始まる新NISAのつみたて投資枠の設定ができるようになっています。

 

現行のつみたてNISAは『旧つみたてNISA』と表記され、区別できるようになってます。

 

気が利きますね。

 

Source: SBI証券

 

 

 

 

つみたて投資枠をどうするか

当所の設定は、『旧つみたてNISA』と同じく、オルカンeMAXIS Slim 全世界株式)を『38,460円』で『NISA枠ぎりぎり注文:〇』になってましたが、

 

これを、オルカン月10万円に設定し直しました。

 

設定し直し忘れると、つみたてNISAで設定してある積立てが継続するようです。

 

そうすると、枠が消化できなくて損するという噂もありますが、年120万円の枠は後から消化することもできるらしいです。ボーナス設定もできますので、2024年の途中から設定し直して、年内に120万円の枠を消化することもできる仕様になっている模様です。

 

現在は、つみたてNISAと特定口座合わせて月15万~20万積み立ててますが、そのうち月10万円はつみたて投資枠を有効活用します。

 

特定口座に積んでいるオルカンは、そのまま放置します。

 

そして、悲しいかな……生活防衛資金(日本円)とお守り資産のドル建てMMF、金、先進国債券、米国債を換金して使いつくすような事態になった時に泣く泣く取り崩します。

 

成長投資枠をどうするか

新NISAの成長投資枠の使い方が悩ましいですが、来年の新NISA開始まで時間があるので、もう少し考えます。

 

今のところ考えているプランは、

①投資余力をオルカンに全振り。

②強気でNASDAQ100にぶちこむ。

バークシャーハサウェイBを買う。

 

①投資余力をオルカンに全振り。

いつ換金するか分からないのでオルカンはやっぱり無難です。

複数の国の通貨建ての株式に分散投資できます。

アメリカ経済がどうなるか分かりませんし、アメリカの政府債務が増大して世界中の米軍を維持しきれなくなった時に、一帯一路で信用を失い国内の不動産バブルが崩壊しかけて失速気味の中国に代わる別の国がアメリカと覇権を争って、覇権を奪っちゃうシナリオも考えられるからです(長文失礼しました)。

 

この場合、買うタイミングはいつでもいいですが、値下がりしたら拾いに行く「押し目買い」ができたら狙っていきたいですね。

 

②強気でNASDAQ100にぶちこむ。

個人的に伸びると思うのは、テック企業です。

 

本国が弱っても、テック企業は世界中の客を相手に商売できるので成長を持続できるでしょう。

 

NASDAQが値下がりしている時に、<購入・換金手数料なし>ニッセイNASDAQ100インデックスファンドを断続的に押し目買いしておくと、つみたて投資枠のオルカンが小粒に見えるリターンを弾き出すのも夢ではありません。

 

<購入・換金手数料なし>ニッセイNASDAQ100インデックスファンドは、信託報酬額が年0.2035%(税込み)と、NASDAQ100に連動するインデックスファンドやETFの中では、破格の安さです(実質コストはまだ未確認です)。

 

NASDAQ100について参考までに、以下の記事をご覧ください。

 

maruinocorocoro.hatenablog.com

 

一時期、NASDAQ100インデックスに集中投資した後、全部売ってオルカンを買い替えましたが、NASDAQ100は夢がありますし、売却益が非課税という特徴的な制度を有効に使おうとするとリスクを取るのもいいかなと思います。

 

ちなみに、NASDAQ100インデックスからオルカンに換えた時の理由が書いてあるのが下記の記事です。

 

方針にブレがありました。

 

ブレまくって、震えてるの分かんねぇようにしてやれ! 笑

 

maruinocorocoro.hatenablog.com

 

買うタイミングは、押し目買いです。

 

2024年内に買うタイミングがなくても気にしない。

 

年240万円の枠を使えなくても気にしない。

 

成長投資枠を埋める為に、特定口座のオルカンを売らない。

 

つみたて投資枠の月10万オルカンにツッコんでも、余剰資金があったらまず、特定口座で成長投資枠用にドル建てMMFを買います。

 

それでも余ったら、特定口座でオルカンを買います。

 

ドル建てMMFは、為替リスクはありますし、米国債の短期債より若干利回りが低いですが、ドル建ての元本が割れにくいです。

 

押し目買いするタイミングが来たら、SBI証券オルカンかドル建てMMFの円建ての売り注文を出しておいて、同時に<購入・換金手数料なし>ニッセイNASDAQ100インデックスファンドを買う注文を出します。

 

4営業日後くらいに外貨建ての口座の投資に回していないドルを、全部ドル建てMMFに戻します。 

 

 

 

バークシャーハサウェイBを買う。

 

バークシャー・ハサウェイは、3大投資家の一人ウォーレン=バフェットが率いる複合会社です。

 

割安な株を買い込んで、コンサルタントを務めながら業績を上げて株価を上げるなどの投資主要でバークシャー・ハサウェイ自体の株価を上げるのが特長です。

 

バークシャー・ハサウェイB(BRKB)は、議決権がないけど、単位株当たりの価額を小さくして個人投資家にも買いやすくしたもの。

 

議決権をもって、バークシャー・ハサウェイ株主総会に出席したくなったら、バークシャー・ハサウェイA(BRKa)を買うことになります。

 

しかし、BRKaは、1株54万ドル(1ドル150円なら、8100万円)くらいするので、新NISAの成長投資枠1年240万の枠に収まりません。……とういうより、全財産はたいても買えない涙

 

バークシャー株買うとしても、BRKbで我慢することになるでしょう。

Source: インベスティング・ドットコム日本版

 

Source: インベスティング・ドットコム日本版

 

BRKbなら、約54万円なので、成長投資枠内で4株は買えます。

 

なんで、バークシャー・ハサウェイがいいかというと、S&P500と相関性がそれほど高くないながらも、S&P500に近いリターンを出しているからです。

 

2008年12月31日から2023年10月31日まで、初期投資10,000ドル、毎月10,000ドルを

①VT(全世界株式)

SPY(米国株式)

③BRKb(バークシャー・ハサウェイ

に投資したと仮定すると、

 

Source: Portfolio Visualizer

市場相関は

VT 0.96

SPY  1.00

BRKb 0.66

 

となり、全世界株インデックスと米国株インデックが互い高い相関性を持つ一方、バークシャー・ハサウェイ株は全世界株インデックや米国株インデックスとそれほど相関性が高くないことが分かります。

 

また、リターンの方を折れ線で確認すると、

 

Source: Portfolio Visualizer

長期で積み立てると、SPYとBRKbが近いリターンを出したことが確認できます。

 

つまり、VTとBRKb、または、SPYとBRKbのように、

 

全世界株インデックスファンドとバークシャー・ハサウェイ

米国インデックスファンドとバークシャー・ハサウェイ

のように組み合わせると、良き分散効果が得られると期待できます。

 

つみたて投資枠をオルカンeMAXIS Slim 全世界株式)にするなら、成長投資枠でBRKb(バークシャー・ハサウェイB株)に投資するのも有力な選択肢と言えそうです。

 

ただ、バークシャー・ハサウェイを率いるウォーレン・バフェット(93歳)や相棒のチャーリー・マンガ―(99歳)は、だいぶお年なので、あとどれくらい現役を続けられるか……現役を退いたら、会社の業績を維持できるか気になるところではあります。

 

しかし、個人的見解で恐縮ですが、彼らが引退してもバークシャー・ハサウェイの株価はS&P500と競り合って上がり続けると思います。

 

というのも、その投資手法は再現性が高いからです。

 

例えば、バークシャー・ハサウェイは、実力以上に下がった株を買い込んで、コンサルタントをしながら株価を上げています。

 

こういったことは、バフェットが個人芸だけとは思えず、彼の下に優秀なスタッフがいるはずです。

 

バフェットは自分の知らないものには、投資しないという方針を貫いており、テック企業への投資はしていませんでしたが、近年、テック企業への投資比率を高め、アップル株は一番の投資先になっています。

 

これも、スタッフの調査報告をバフェットが受けたことによって、アップルなどのテック企業が『知らないもの』でなくなったと想像できます。

 

また、バフェットは株主総会で、自分が亡くなっても会社の株は上がると話しています。きっと、自分のようなカリスマがいなくても運用成績が変わらないような経営ができる態勢が整っているのでしょう。

 

買うタイミングは、押し目買いです。

 

2024年内に買うタイミングがなくても気にしない。

 

年240万円の枠を使えなくても、使いきれなくても気にしない。

 

成長投資枠を埋める為に、特定口座のオルカンを売らない。

 

(大事なので2度……)

 

余剰資金でドル建てMMFオルカンを買うのは、<購入・換金手数料なし>ニッセイNASDAQ100インデックスファンドとだいたい同じですが、

 

バークシャー・ハサウェイB株は米国株なので、ドルで買うことになります。

 

そこで、ドル建てMMFを売る時はドル建てで売ります。

 

成長投資枠を使わない

ところで、成長枠を使わないで、15年間10万円ずつ積み立てて1800万の枠を使い切るという手もあります。

 

選択肢が多いというのも、悩ましいものですね。