まるいの日記

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iFreePlus増配・高配当日本株を解説|増配スコアと組入銘柄

iFreePlus増配・高配当日本株(年4回決算型)の解説記事タイトル画像

【図解】増配スコアと組入銘柄

はじめに

2026年7月24日、大和アセットマネジメントから新しいアクティブファンド「iFreePlus 増配・高配当日本株(年4回決算型)」が設定されました。

この記事を読むと、次のことが分かります。

大和アセット独自の「増配スコア」とはどんな仕組みなのか
新規設定のニュースリリースに掲載されているシミュレーション銘柄はどんな企業なのか
既存の高配当ファンドと比べて何が違うのか
コア・サテライト戦略にどう組み込めばよいのか

「高配当株に興味があるけれど、配当が減る(減配)リスクも気になる」という方に向けて、専門用語をかみ砕きながら中立的にまとめます。

 

 

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iFreePlus 増配・高配当日本株(年4回決算型)の特徴

増配スコアと配当利回りをかけあわせて高配当順に30銘柄を選ぶ仕組みの図解

【図解】増配スコアの選定ルール

特徴の概要

iFreePlus 増配・高配当日本株(年4回決算型)は、大和アセットマネジメント独自の「増配スコア」を使って、今期の本決算における増配の実現性を評価したうえで、配当利回りの高い順に銘柄を選ぶルールベース型のアクティブファンドです。

 

特徴をまとめると次のとおりです。

  • 増配スコアで「今期増配できそうか」を評価
  • 配当利回りが高い銘柄を中心に30銘柄程度を選定
  • 銘柄選定はルールに基づく機械的な運用で、運用者の裁量判断ではない
  • 原則として月次で銘柄の見直し・リバランスを実施
  • 決算は年4回(毎年1・4・7・10月の23日、休業日の場合は翌営業日)
  • 信託報酬は年率0.275%(税込)
  • NISA成長投資枠の対象ファンド(取扱いは販売会社により異なる場合があります)

 

基本情報(表)

項目 内容
商品名 iFreePlus 増配・高配当日本株(年4回決算型)
愛称 なし
運用区分 アクティブ型(ルールベース運用)
ベース指数 なし(特定の指数に連動する商品ではありません)
ヘッジ 為替ヘッジなし(国内株式が投資対象のため為替リスクは限定的)
レバレッジ なし
通貨建て 円建て
分配金頻度 年4回
決算日 毎年1・4・7・10月の各23日(休業日の場合は翌営業日)
信託報酬 年率0.275%(税込)
購入時手数料・信託財産留保額 販売会社が定めます。詳細は各販売会社にご確認ください
実質コスト 運用開始後、運用報告書で確認できます
NISA NISA成長投資枠の対象ファンド(口座での取扱いは販売会社により異なる場合があります)
運用会社 大和アセットマネジメント
運用開始日 2026年7月24日(金)
購入できる証券会社 SBI証券・楽天証券・マネックス証券(2026年7月8日時点。今後拡大する可能性があります)

 

投資対象と構成銘柄(組入シミュレーション)

建設・不動産・金融・素材など投資対象業種と上位銘柄(ジャフコG、UBE、パーソルHD)の予想配当利回り

【図解】投資対象銘柄の傾向

増配スコアとは

大和アセットマネジメントが独自に算出する指標で、企業の資本効率、成長性、配当余力などをもとに、今期の本決算における増配の実現性をスコア化したものです。

当ファンドはこの増配スコアを活用し、日本の上場株式(上場予定を含む)の中から増配の実現性が高いと判断される銘柄群を抽出したうえで、配当利回りの高い順に30銘柄を選ぶルールベース運用を行います。原則として銘柄の見直しとリバランスは月次で実施されます。

なお、30銘柄程度に届かない場合は、増配スコアが高いグループの中から配当利回りの高い順に補完する仕組みになっており、恣意的な銘柄選定にならないよう設計されています。

 

組入銘柄シミュレーション(2026年5月末時点)

以下は2026年7月8日付のニュースリリースに掲載されているシミュレーションで、実際の運用開始後の組入銘柄とは異なります。各銘柄の組入比率は均等の3.33%、予想配当利回りは3.77%〜5.92%の範囲に分布しています。

 

順位 銘柄コード 銘柄名 予想配当利回り
1 8595 ジャフコG 5.92%
2 4208 UBE 5.46%
3 2181 パーソルHD 5.45%
4 4676 フジ・メディアHD 5.35%
5 1878 大東建託 5.08%
6 3231 野村不動産HD 4.92%
7 7240 NOK 4.91%
8 5901 東洋製罐GHD 4.81%
9 1719 安藤・間 4.75%
10 8604 野村HD 4.64%

 

このほか、西松建設、第一ライフHD、東邦HD、三和HD、住友ゴム工業、ヒューリック、T&D HD、MS&AD、クラレ、ヤマハ発動機、デンソー、東京建物、三菱HCキャピタルなど、成熟産業や財務基盤の安定した企業が並んでいるのが特徴です。

シミュレーション銘柄を見る限り、建設・不動産・金融・素材といった業種に高配当銘柄が多く分散されている傾向がうかがえます。

 

類似商品との比較(表)

※以下は執筆時点の目安です。最新の情報は各運用会社の公式サイトでご確認ください。

ファンド名 運用手法 信託報酬(目安) 決算頻度 特徴
iFreePlus 増配・高配当日本株 アクティブ(ルールベース) 0.275% 年4回 増配スコア×配当利回りで機械的に銘柄選定
iFree 高配当日本株 インデックス 0.243% 年1回 高配当株指数に連動
Smart-i 日本株高配当 インデックス 0.187% 年1回 低コストの高配当指数連動
SBI 日本高配当株式(分配) アクティブ 0.099%前後 年4回 人気の高配当アクティブ
Tracers 日本高配当 インデックス 0.099% 年1回 TOPIX高配当40指数に連動

 

オルカンとの長期コスト比較

コストの違い

オルカン(eMAXIS Slim 全世界株式):年率0.057%程度

本ファンド:年率0.275%

長期投資ではこのコスト差が積み上がるため、コアとして全額を任せるより、サテライトとして一部を配分する使い方が向いています。

ただし運用方針がまったく異なるため、信託報酬の数字だけで優劣を判断することはできません。

 

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メリットとリスク

機械的ルール・高配当利回り・年4回分配金というメリットと、減配リスク・集中投資リスクを示した図解

【図解】メリットとリスクの比較

メリット

  • 増配スコアを活用した機械的な銘柄選定で恣意性が入りにくい
  • 配当利回りの高い銘柄を中心に投資できる
  • 年4回決算で分配金を受け取る機会が多い
  • NISA成長投資枠の対象ファンド
  • 月次で銘柄を見直す仕組み

 

リスク

  • 株価変動リスク
  • 減配リスク(企業の配当政策変更)
  • 銘柄集中リスク(組入は30銘柄程度)
  • 流動性リスク
  • 市場環境によっては期待した増配が実現しない可能性
  • ルールベース運用のため、市況急変時に機動的な対応がしにくい可能性

 

向いている人・向いていない人

定期的な分配金や増配企業を応援したい人向け、コスト重視や再投資派には不向きという診断図

【図解】向き不向きの診断

向いている人

  • 高配当株をサテライトで持ちたい人
  • 増配企業に注目したい人
  • 分配金を定期的に受け取りたい人
  • 運用ルールが明確な商品を選びたい人

 

向いていない人

  • コストを極力抑えたい人
  • 全世界株式インデックス一本で十分と考える人
  • 分配金より再投資による複利成長を重視する人

 

Q&A

インデックスファンドですか?

いいえ、独自の増配スコアと配当利回りに基づき銘柄を機械的に選ぶルールベース型のアクティブファンドです。

 

分配金は毎回出ますか?

分配金は決算のたびに支払われる可能性がありますが、金額や支払いの有無は保証されていません。

 

組入銘柄は今すぐ確認できますか?

公表されているのは2026年5月末時点のシミュレーション銘柄です。実際の組入銘柄は運用開始後に決定され、シミュレーションとは異なる場合があります。

 

特定口座でも買えますか?

はい、購入できます。

 

信託報酬以外に費用はありますか?

信託報酬のほか、監査報酬や売買委託手数料などが信託財産から間接的に差し引かれます。

 

評判や口コミはありますか?

2026年7月24日設定の新しいファンドのため、十分な運用実績や評価はまだありません。

 

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投資判断チェックリスト

☐ 高配当株をサテライトで持ちたいか

☐ 増配企業に魅力を感じるか

☐ ルールベース運用の仕組みに納得できるか

☐ 信託報酬0.275%というコストを許容できるか

☐ 分配金よりも長期の値上がり益を重視しすぎていないか

 

投資法の提案(コア・サテライト戦略)

オルカン8割・金1割・本ファンド1割

世界分散をコアに据えつつ、国内高配当・増配テーマをサテライトとして1割組み込む構成です。分配金という形でインカムを得たい人に向いています。

 

オルカン7割・金1割・リキッド・トレンド1割・本ファンド1割

下落局面への耐性をリキッド・トレンドで補いながら、増配テーマを加えて分散をさらに広げる構成です。

いずれのポートフォリオも一例であり、資産配分は投資目的やリスク許容度に応じて調整することが前提です。数値は目安として捉えてください。

 

まとめ

オルカン(全世界株式)をコアに、当ファンドをサテライト1割として組み合わせるポートフォリオ図

【図解】コア・サテライト活用例

iFreePlus 増配・高配当日本株(年4回決算型)は、増配スコア×高配当×年4回決算という特徴を持つルールベース型のアクティブファンドです。

2026年7月8日時点の新規設定リリースでは30銘柄のシミュレーション例が示されていますが、実際の組入銘柄は運用開始後に決定されます。

信託報酬はインデックス型の高配当ファンドよりやや高めであるため、コアではなくコア・サテライト戦略の一部として、無理のない範囲で組み入れを検討することが重要です。

 

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