最近ガソリンが高いですね。
上の表を見て分かるように2020年はガソリンが安かった。
あの頃にガソリンを買って取っておければ良かったのに……
そう思って思いついた
……というより思い出した節約術・投資法が今回のテーマですよ。
ガソリンの値段が安い時は原油も安いですね。
その時、原油先物の価格も安く、原油先物価格に連動するETFも安い。
上のガソリン価格の推移と、下の原油先物ETF(1699)の価格推移を見比べると
かなり似通っています。
自動車のEVシフトや再生可能エネルギーへの転換が進んでいますが、
いまだに化石燃料の依存度が高いので、
一度原油価格が下がってもその後また上がる可能性はあります。
↓↓ 目安としては、1バレルあたり20ドルくらいならかなり安心して買えます。
ガソリンを安い時に買った気分になれて、節約がうまくいった気分になれるでしょう。
あと10年もしないうちに、もう一度くらい原油先物価格1バレルあたり20ドル近くつける機会はあるんではないですかねぇ(小声)
気長に待ちましょう。
ついでに、石油関係の国内株式銘柄も見ておきましょう。
↑↑ ガソリンスタンド・ENEOSでおなじみの
ENEOSホールディングス(5020)の過去5年間の株価推移です。
ちょうど、原油やガソリンが安かった2020年に底を打ってからじわじわ伸びてます。商材(石油)の値段が業績に影響するでしょうか。仕入れる商材の値段が高いほど業績も上がるのは不思議ですね。
ちなみに、株主優待はないようです(2023年10月22日現在。Quick Money World より)。
↑↑ ガソリンスタンド・コスモ石油でおなじみの
コスモエネルギーホールディングス(5021)の過去5年間の株価推移です。
ちょうど、原油やガソリンが安かった2020年に底を打ってからじわじわ……(以下略)
ENEOSホールディングス(5020)の株価推移と似ておりますね。
こちらも株主優待はありません(2023年10月22日現在。Quick Money World より)。
↑↑ ガソリンスタンド・IDEMITSUでおなじみの
出光興産(5019)の過去5年間の株価推移です。
株主優待はありません(2023年10月22日現在。Quick Money World より)。
↑↑ 資源開発大手の石油資源開発(1662)の過去5年間の株価推移です。
株主優待はありません(2023年10月22日現在。Quick Money World より)。
原油が安かった2020年からの伸びが大きいですね。
将来、「最近ガソリンが安いから石油銘柄でも買っておくか」と思った時、
原油先物ETFを買っておくのが素直な反応のような気がしますが、
こちらも候補になりそうです。
投資は自己責任でお願いします。
↑↑ 日本石油輸送(9074)の5年間の株価推移です。
社名に「石油」の文字が入ってますが、こちらは運輸会社です。
燃料費が上がると逆風が吹くでしょう。
株主優待はありません(2023年10月22日現在。Quick Money World より)。
まとめ
ガソリンが安い時に、原油先物ETFやガソリンスタンドを営業している会社、資源開発会社の株を買うのはありかも知れません。
でも、ガソリンが安くなった時、このことを覚えておけるか心配です。
投資を始めてから、2020年以前にも、原油先物価格が1バレル20ドル台をつけたことがありました。
そして、その時原油先物ETFや原油先物投資信託は買いだということは知ってましたが、2020年にはそのことをすっかり忘れてました。
……というより、そのころ相場自体全く見てませんでした。
インデックス投信積立放置してますし、
一方、ガソリンスタンドの店頭価格はときどき見ます。
ガソリンスタンドの店頭価格を見て、
「最近ガソリンが安いな」
こう思った時、原油先物ETF等を買う方法を思い出すきっかけになるといいなあ。
注意して欲しいのは、この方法はガソリンを安い時に買って節約できた気分を味わう方法です。
原油が安い時、ガッツリ金を放り込むのは一種の投資です。
投資は自己責任でお願いします。