FIREブームはもう下火ですが、再燃すると思います。
ブームが再燃したときは、以前とは違ったものになっているでしょう。
- FIREが流行った理由(独断と偏見たっぷり)
- FIREが廃れた理由(独断と偏見たっぷり)
- FIREが再燃する理由(妄想たっぷり)
- 最新の研究
- FIREが再燃する理由(簡易版)
- 私がFIRE目指さない理由
FIREが流行った理由(独断と偏見たっぷり)
・流行りものが醸し出す物珍しさ
・働く以外の選択肢がユートピアに思えた。
・労働は金を稼ぐ手段という欧米の価値観になじんできた。
・国民の金融リテラシーが上がった。
・投資情報へのアクセスが容易になった。
・FIREにもいろんなタイプがあり、自分にあったFIREが自己実現のモデルになった。
・一過性の金融商品の値上がりがFIREの実現が容易だと思わせた
FIREが廃れた理由(独断と偏見たっぷり)
・(あまり)働かない生活に飽きる
・思ってたよりお金がいる
・働くことで得られるものを重要視する日本的な価値観になじまない
・FIREした人向けのお金があまりかからない「コンテンツ」不足
・そもそも余暇の過ごし方が上手くない
FIREが再燃する理由(妄想たっぷり)
(※)
ブーム終了後も、価値観の多様化が進むとともに、自分の価値感と他人のそれとの違いにだんだん敏感になる。
リタイア後の生活に必要な資産の計算の精度が上がる。
ブームが下火の間も、「FIREしても毎日が退屈なので、FIRE卒業した」のような蓄積された失敗事例や、逆にFIREして満足という事例が蓄積される。
これらによって、自分がFIREに向いているかどうか把握する精度が上がる。
FIREした人向けのお金があまりかからない「コンテンツ」不足が解消される(世界中でコンテンツは量産されている、この まるいの日記 もその一つだ。
団塊世代の退職など退職者増加により余暇の過ごし方が開拓されて、暇つぶしのノウハウが社会に蓄積される。
FIREの成功率、継続力が上がる。
成功談が増える。
情報が拡散されてブーム再燃。
やっぱりFIREだ!……?
FIREに向いていない人が誤解して、手を出し始めて、社会のFIRE失敗例の報告が増える。
ブームが終わる。
(※に戻る)
最新の研究
FIREに関して参考になりそうな研究結果が発表されています。
ペンシルベニア大学のウォートン校は、最新の研究で、
1日の自由時間が5時間を超えると、
人の幸福度は下がることを明らかにしました。
人の幸福度は自由時間が増えるにつれて
右肩上がりに高まったものの
2時間を超えると横ばいになり
さらに5時間を超えると低下し始めました。
1日15分だけの休憩ではストレス度が高まりますが、
1日7時間では生産性が低くなる
ただし、自由時間が長くても自分に有益な活動であれば
幸福度も落ちないそうです。
FIREを継続するためには、適度な長さの自由時間と
自由時間の中で、自分に有益と思える活動をすることが
ポイントであると言えそうです。
今後このような有益な情報が蓄積されていき、
FIREブーム再燃のための燃料になると思います。
FIREが再燃する理由(簡易版)
(※)FIRE飽きた
環境が整う
成功率UP
成功談増える
向いていない人を巻き込む
成功率DOWN
失敗談増える
(※に戻る。繰り返している間、お金があまりかからない「コンテンツ」が増えるなどの環境が整う)
私がFIRE目指さない理由
節約と短時間の仕事するサイドFIREのような生活していたことがあり、
お金があまりかからない「コンテンツ」不足に直面しました。
最初は、楽しいものいっぱいで幸せですが、そのうち飽きます。
今は反省して、フルタイムで仕事しながら口に糊してます。
非効率な仕事は贅沢です。
日本が生産性低いと言われるのは、日本人の多くが「職人のこだわり」的な手間暇かけてする仕事をエンジョイする感性を持っているからだと思います。
そして、手間暇かけちゃう非効率性に巻き込まれた宮仕えのFIRE願望をかきたてるのでしょう。