- 小規模で始めて存続するのが目的で始まったから
- 貧乏性
- 旧民主党時代に政権与党を経験しておりこうさんになったが、そのおりこうさんぶりが国民に伝わらない上に、ハードルを上げられている。
- 立憲民主党に芽はあるのか
- まとめ
今回は、野党第一党の立憲民主党がいまいち伸び悩んでいる理由について、独断と偏見で書きました。
独断と偏見ですので、生成AIが集めた客観的な情報による援護はありません。
小規模で始めて存続するのが目的で始まったから
当時、東京都議会の自民党議員の敵失で、小池百合子都知事が大人気でした。
旧民進党は、そんな小池さんの政党と合流し、小池さん人気に乗っかって、自民・公明連立政権の牙城を突き崩そうと画策しましたが、
右寄りの小池さんは、左寄りの旧民進党議員を小池さんが代表の政党に入れるのを拒んだため、
枝野幸男などの議員が政党の後ろ盾なく衆院選を迎えること余儀なくされました。
そこで、枝野さんが立ち上げたのが、立憲民主党。
なお、茂木健一郎は、このネーミングは、当時の自民党が立憲主義を軽視しているトレンドに合わせた「一過性」のもので、民主党に戻すべきと言っています。
独断と偏見ですが、この「一過性」は立憲民主党を語る上で、欠かせないキーワードだと思います。
「草の根」「ボトムアップ」など、ヨーロッパあたりの国々の弱小政党みたいなスローガンを掲げたあたりから「まずは目の前の衆院選で当選しよう」「小規模で始めよう」という意図が垣間見えました。
ところが、意外にも衆院選で支持が集まって野党第一党に躍り出ました。
そして「勢い」という点では、ここが立憲民主党の最盛期でした。
旧民進党や小池さんの政党から放り出された国会議員が、やむなく作った「一過性」の政党・立憲民主党。その「一過性」の付け焼刃感がしばらく抜けきらずに伸び悩むことになります。
小池さんの政党から、旧民進党の議員が分かれて国民民主党ができ、その国民民主党の議員を吸収しながら、図体がでかくなっていきます。
政権を狙う体制が整うにつれ、立憲民主党結成当時の雰囲気が変わって、結成当時の支持者が離れていきました。つまり、支持者の出入りが生じ、支持者が増える一方とはなりませんでした。
貧乏性
立憲民主党は、手探りで情報発信します。
X(旧Twitter)の運営もスタッフがやりました(推測)。
情報発信の画像もスタッフが作りました(推測)。
背景色と文字色のコントラストが不味く、読みにくかったです。
プロに頼もうよぅ……と思っていましたが、今はどうなってるか知りません。
少しはマシになったのかな?
先日、YouTube のショート動画を見てみたところ、街頭演説動画のBGM に SEKAI NO OWARI の楽曲を起用していました。
それはそれでいいのですが、歌詞と演説が同時に聞こえてきて、10人の発言を聞き分けたという伝説を残している聖徳太子チャレンジを強要してきます。
音量の調整とか、歌詞入ってないバージョンを使うとは色々やりようがあるのに。
伝え方の不味さは相変わらずで笑いました。
プロに頼もうよぅ。
プロに頼んで今の調子なら、もっと良きプロに……
旧民主党時代に政権与党を経験しておりこうさんになったが、そのおりこうさんぶりが国民に伝わらない上に、ハードルを上げられている。
ここ十数年の間に、麻生政権(自民・公明連立政権)から鳩山政権(旧民主党・社会民主党・国民新党連立政権)への政権交代と、
野田政権(旧民主党・国民新党連立政権)から、安倍政権(自民・公明連立政権)への政権交代の……
二度の政権交代を経て、ダイナマイトのような目玉政策は、政権維持の足を引っ張ることを覚え、大人しい政策を提案するようになりました。
その堅実さを評価できる国民が少なく、報道機関などのプロからは、もっと凄いの出して来いよと言われちゃいます。
立憲民主党に芽はあるのか
立憲民主党が躍進し、政権を奪取する可能性はあるのでしょうか。
鳩山政権が誕生した頃のように、自民党が自滅すると支持が集まって、政権が転がり込むことはあり得ます。
現在、石破茂が自民党総裁として自民党を率い、内閣総理大臣を務めていますが、岸田元首相とだいたい同じ感じになると思います。
今の自民党には、自力で国民生活を改善し支持を集める力がなく、外的要因のせいで円安や物価高が続くとじわじわ支持率を下げて、自民党総裁としての二期目はないでしょう。
次は、最近の自民党総裁選の最初の投票で上位になった高市早苗か小泉進次郎が自民党総裁・兼・首相になると思いますが、この二人も、世界経済のような外的要因で株高、円高、物価安なら長期政権になりますが、逆に株安、円安、物価高なら短命に終わります。
特に、小泉さんが首相になったとき、報道関係者からの質問の回答や国会答弁がまずいのにも関わらず、周りのサポートのおかげで、だましだまし政権が維持されるのを目撃することになるでしょう。
そうしたら、今の日本は誰が首相を務めても大勢は変わらないことが分かって、自民党の特別感が薄れるとともに、自民党支持率低下、無党派層増加、選挙期間限定で立憲民主党の支持率増で政権交代が実現するかもしれません。
まとめ
ぜんぶ管理人の独断と偏見ですよ
付け焼刃な始動
でかくなったら雰囲気変わって支持者離れ
貧乏性で、情報発信の仕方が下手
敵失で政権奪取する可能性はある