まるいの日記

いろんなことを書くブログです

MENU

通貨分散の方法について尋ねてみた。【 ChatGPT、Copilot、Gemini(敬称略)】

 

 

生成AI のみなさんに通貨分散の方法を聞いてみました。

 

まず、ChatGPT さんから、

 

 

 

 

世界各国の株式と債券に分散投資する場合、各国通貨をどのような比率で分散するのが望ましいですか。GPT-4oを使ってください。GPT-4oを使わない場合は教えてください。

 

世界各国の株式と債券に分散投資する際、各国通貨の分散比率については、一般的に以下のような指針が考えられます。ただし、最適な比率は投資家のリスク許容度、投資期間、目的、および市場の状況に依存します。

基本的な指針

1. 時価総額加重方式:
    - 世界の株式市場および債券市場の時価総額に基づいて各国の比率を決定する方法です。これにより、市場全体に対する投資割合が反映されます。
    - 例:MSCI All Country World Index (ACWI) や FTSE World Government Bond Index (WGBI) などの指数を参考にします。

2. リスク分散:
    - 一部の投資家は、リスク分散のために地域や国ごとに均等に投資を分散することを選びます。これにより、一部の市場が不調な場合でも他の市場が支えとなります。

3. 経済指標に基づく比率:
    - 各国のGDP、経済成長率、政治的安定性などの経済指標に基づいて投資比率を決める方法です。

 

具体的なアプローチ

- 株式投資:
    - 時価総額ベースで配分するのが一般的です。例えば、米国市場が世界の株式市場に占める割合が大きいため、ポートフォリオでも米国株の比率が高くなるでしょう。

    - MSCI ACWIやFTSE Global All Cap Indexを参考に、地域別の比率を調整します。

 

- 債券投資:
    - 債券についても、時価総額加重方式が基本です。世界政府債券指数(WGBI)などを参考にし、国債と企業債の比率を決定します。
    - 通貨リスクを考慮し、主要通貨(USD, EUR, JPYなど)に多く配分することが一般的です。

 

例: 時価総額加重方式による分散比率(例示)

株式ポートフォリオ例:
- 米国株:60%
- 欧州株:20%
- 日本株:10%
- その他先進国株:5%
- 新興国株:5%

 

債券ポートフォリオ例:
- 米国債券:40%
- 欧州債券:30%
- 日本債券:10%
- その他先進国債券:10%
- 新興国債券:10%

 

通貨分散の考慮
通貨分散も重要です。通貨の比率は以下のように設定することが考えられます:

- 米ドル(USD):40-50%
- ユーロ(EUR):20-30%
- 日本円(JPY):10-15%
- その他主要通貨(GBP, CHF, CAD, AUDなど):5-10%
- 新興国通貨:5-10%

 

投資家の具体的な状況に応じた調整
上記は一般的な指針ですが、投資家の個別の状況(リスク許容度、投資期間、投資目的など)に応じて調整が必要です。ファイナンシャルアドバイザーと相談し、最適なポートフォリオを設計することが重要です。

 

GPT-4oを使用しない場合
ここで示した情報は、GPT-4oの特定の機能に依存していませんので、そのまま利用可能です。ただし、具体的な市場データや最新の経済状況に基づいた分析には、最新の情報を提供できるツールや専門家のアドバイスを利用することが望ましいです。

出典:ChatGPT

 

 ChatGPT さん、Copilot さん、Gemini さんお三方の中で一番具体的な助言です。

生成AIのみなさんは、金融商品取引法により、具体的な投資助言ができませんが、それに引っかからない範囲で参考になる情報を提供してくれました。

 

今回は、GPT-4o を使わない回答ですが、かなりクオリティが高いです。

まるで、事前に用意してあるような印象です。

利用者が多いと、回答も洗練されてくるんでしょうか。

 

 ChatGPT さんご提案のように、株式や債券の時価総額加重平均型の指数に連動するよう投資すれる場合、たいてい投資信託ETFで投資することになります。

 

MSCI ACWI に連動するオルカンや、

FTSE世界国債インデックス(除く日本)(※)に連動するeMAXIS Slim 先進国債券インデックスに分散投資するのが通貨分散の一例ということです。

 

(※)FTSE世界国債インデックス(除く日本)(※)は、日本を除く世界主要国の国債の総合収益率を各市場の時価総額で加重平均した債券インデックスです。

出典:Goole 先生と、三菱UFJアセットマネジメント

 

Copilot さんの回答

通貨分散をどのように決めるか、抽象論を展開してくれました。

読み飛ばしていいと思います。

 

世界各国の株式と債券に分散投資する際の各国通貨の分散比率については、一概には言えませんが、いくつかの一般的なアプローチがあります。投資戦略やリスク許容度、投資期間、市場環境などによって最適な比率は変わります。以下は一般的なガイドラインです:

  1. 市場規模に基づくウェイト:

    • 世界の株式市場の時価総額に基づいて、各国の株式に投資する比率を決定します。例えば、米国株が世界市場の大きな割合を占めているため、ポートフォリオの大部分を米国株で占めることが一般的です。

  2. 経済的露出に基づくウェイト:

    • 各国の経済規模や成長見込みに基づいて、投資比率を決定します。これにはGDPや将来の成長予測などが考慮されます。

  3. リスク調整後のウェイト:

    • リスク調整リターン(シャープレシオなど)を考慮して、リスクを取ることで得られるリターンに基づいて投資比率を決定します。

  4. 通貨リスクの考慮:

    • 通貨の変動リスクを考慮して、外貨建て資産の比率を決定します。特に、基軸通貨である米ドルの強さや弱さを考慮することが重要です。

  5. 地政学的リスクの考慮:

    • 地政学的な安定性やリスクを考慮して、投資比率を調整します。

  6. 個人の投資目標とリスク許容度:

    • 個々の投資目標やリスク許容度に応じて、ポートフォリオの通貨比率を調整します。

一般的な分散投資のアプローチとしては、米国を含む全世界の株式に20~30%を割り当てることが提案されています1。ただし、これはあくまで一例であり、個々の投資家の状況に応じて適切な比率は異なります。投資はリスクを伴いますので、ご自身の投資目標やリスク許容度を十分に理解した上で、金融アドバイザーと相談しながらポートフォリオを構築することをお勧めします。また、市場環境は常に変化しているため、定期的なリバランスが必要になることも覚えておいてください。出典:Copilot さん

一般的なアプローチとして、全世界株式に20~30%割り当てるとか書いてありますが、「残りの70~80%を何に割り当てたらいいか」尋ねたら、先進国株や新興国株式に、債券、不動産やREITコモディティオルタナティブ投資、現金及び現金同等物にバランスよく投資するようアドバイスしてくれました。

出典:Copilot

各資産クラスのを〇〇%~△△%のように提案してくれていますが、下限の〇〇%を足していくと、ちょうど100%になってしまいます。つまり、どれか下限より増やすと、別の資産が下限に満たなくなります。ちょっと、残念。

 

Gemini さんの回答

Gemini さんも、通貨分散をする際、各国通貨の比率を決めるための抽象論をご教示くださいました。

 

具体的な数字を教えてくれるよう頼んだら、金融商品取引法に基づく投資助言に該当するため、できないと断られました。

 

出典:Gemini さん

はい、賢い!

 

国籍を偽って、教えてもらっちゃおっかな~笑

とは思いますが、思うだけでそんなことはいたしません(ホントですよ)。

 

法令順守大事!!

 

代わりに参考になる情報を教えてもらいました。

情報提供者:Bard(Google AIの大規模言語モデル
情報提供日:2024年5月15日

URL:https://blog.google/technology/ai/bard-google-ai-search-updates/

 

 

 

 

まとめ

金融商品取引法とやらの規制のせいで、生成AIのみなさんから具体的な投資助言を受けられないようです。

 

具体的なアドバイスに思えたChatGPT さんの回答も、参考情報の域を出てないので、見事なコンプラ遵守っぷりに脱帽ですわー。

 

通貨分散の仕方は、おべんきょーして、自己責任で☆ ということですか……くっ

 

通貨分散とは……哲学!!

 

仕方ないので、オルカンeMAXIS Slim 先進国債券インデックスに機会分散して、通貨分散した気分になっておきましょう。