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最初、ダンジョンに潜ってモンスターを狩って、
狩ったモンスターを食材にして料理を作って食べるだけの漫画だと思っていました。
ところが、最後まで読んでみたところ、
細部まで設定が作り込まれており、
最初から最後まで、何を描くか決めてから描き始め、
ユーモアたっぷりに描き切ったという印象の漫画です。
今まで読んだ漫画の中では、パトレイバー、MASTERキートン、ジョジョの奇妙な冒険第8ジョジョリオン、HUNTER×HUNTERが好きなんですが、それらと甲乙つけがたいです。
キャラクターの魅力
主人公のライオスは、いわばモンスターおたくです。
モンスターを食べたいとか、モンスターになりたいとか言い出します。
このモンスターおたくぶりを生かしてピンチを乗り切ったり、ピンチになったりします。
主人公の妹のファリンが、レッドドラゴンに食べられてしまい、
消化される前に蘇生するため、食糧を現地調達(ダンジョンでモンスターを狩って食う)しながらファリンを食べたレッドドラゴン討伐に向かいます。
このファリンも不思議な魅力を持った人物で、登場人物たちが必死になって彼女の救出に向かうのも納得がいきます。
エルフのマルシルは魔法使いです。
無限の力を引き出す方法を調べるため、ダンジョンに潜り始めました。
食いしん坊ですが、モンスターを食べるのは苦手です。
道中、モンスターを食べるのに、だんだん慣れてきます。
ハーフフットという小柄な種族のチルチャックは鍵開けや罠解除といったダンジョン攻略のためのサポート役です。
見た目と違って……(ネタバレになるため自粛)……です。
ドワーフのセンシは、ダンジョンに長年住んでおり、モンスター料理が得意です。
斧で戦います。
目がかわいい。
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作り込まれた設定
ダンジョン飯の世界での魔法はどんなものか。
ダンジョンはどうしてできるのか。
モンスターはどうして生まれたのか。
悪魔とはどういうものか。
作中で説明されています。
種族の寿命の差というファンタジーあるあるの設定が物語とうまくかみあっています。
料理のレシピと栄養成分が書かれています。
死んでも蘇生できる世界観で、
途中、仲間が死んで蘇生されるシーンが度々あります。
蘇生可能なため、死ぬことそれ自体よりも、誰からも発見されない場所で死んで蘇生されないことの方が怖いということになります。
死が軽く扱われているのか、
仲間の死に方を、料理のレシピに例える一部のシーンはジョークとしてもブラック極まりない笑
食べてみたい料理は、迷宮の兎入りカレー。
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